べトナム ホーチミン 情報 日常生活
ホーチミン市を中心にベトナムの歴史や町の様子をお送りします。
カテゴリ

FC2カウンター

リンク

このブログをリンクに追加する

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

クチのトンネル

地下トンネルで有名なクチの町はホーチミン市から北西へ約70km。バスで2時間の所にあります。最初にクチにトンネルが掘られたのは1940年代の後半でフランスの植民地時代、ベトミンがフランス軍に対抗する為に掘ったもの。その後25年に渡りトンネルは掘り続けられました。クチの地質は硬い赤土で出来ており、トンネルを掘るのに適した土壌なのだそうです。
ベトナム戦争中、クチはサイゴンへの攻撃の最重要地点としてベトコンによって拡大整備されました。1968年、南ベトナムの敗戦を決定的にした首都サイゴンへの一斉攻撃(テト攻勢)はこのクチで作戦が練られました。

トンネルの全長は約250kmといわれており、現在のホーチミン市の繁華街までトンネルが掘られ、ベトコンはクチからトンネルを通って工作員やスパイをサイゴンに送り込んでいました。

現在ではBen DinhとBen Duocの2箇所が観光用として開放されています。ツアーではサイゴンに近い方のBen Duocへ行きます。

トンネルは3層になっていて、作戦会議室、寝室、台所、診療所など地下生活に必要なものがすべて揃っており、跳ね上げ戸や排気口などベトコンの知恵が結集されています。

クチの一帯にはトンネルのほか、攻撃用の落とし穴や垂直の洞穴が無数作られ、小柄で敏速なベトコンはトンネル内を縦横無尽に走り回り、神出鬼没に攻撃し、米軍を恐怖に陥れたのです。

米軍とオーストラリア軍はクチに軍事基地を設置し第25歩兵師団を送り込みクチを制圧しようとしましたが、こともあろうに軍事基地はトンネルの上にあったのです。
クチは米軍の自由攻撃地域に指定され、戦争史上最大の爆弾、砲弾、毒ガス、枯葉剤が使用されました。1960年後半にはB-52爆撃機によるじゅうたん爆撃が行われ、トンネルは殆んど破壊されてしまったが、時すでに遅くベトコンの勝利はこのときすでに確定的になっていたのです。

トンネル内でタロイモを食べて戦ったベトコンの生活は過酷で16000人の戦闘員のうち生き残ったのは6000人と言われています。米軍の無差別攻撃により数千人の民間人も殺されています。

クチの町へ行っても観光地帯以外に戦争の傷跡を見つけるのは難しいですが、枯葉剤の影響でまだ戦争前の農村地帯に戻ることはまだ出来ないようです。が計画的に植林された見事なゴム畑が復活しています。観光地内のトンネル近くで天然ゴムで作ったサンダルを売っています。

赤い部分がクチの町、右下の茶色部分がサイゴン。
01  0202NO2.jpg  0303NO3.jpg




縦横に道があり一つ破壊されても迂回路がたくさんあります。
0404NO4.jpg  0505ルート1  0606ルート2


0707ルート3  0808ルート4  0909ルート5


1010ルート6




攻撃用の垂直洞穴
1111奇襲1  1212奇襲2  1313奇襲3


1414奇襲4  1515奇襲5




落とし穴。いったん落ちてしまうと抜け出せません。
1616落とし穴1  1717落とし穴2  1818落とし穴3


1919落とし穴4  2020落とし穴5  2121落とし穴6


2222落とし穴7  2323落とし穴8  2424落とし穴9




トンネル。狭くでトンネルの全貌を知っていないと怖くて入れません。
2525トンネル1  2626トンネル10  2727トンネル2


2828トンネル3  2929トンネル5  3030トンネル6


3131トンネル7  3232トンネル8  3333トンネル9




作業小屋。コンプレッサーは手動でした。
3435小屋  3536小屋2  3636作業1


3737作業2  3838作業3  3939作業4


4040服装




落とされた爆弾と米軍の戦車
4141爆弾1  4242爆弾2  4342爆弾3


4444米軍タンク




射撃場がありベトナム戦争で実際に使われた銃で実弾射撃が出来ます。
454<br />5射撃場  4646射撃場2




観光バスとツアーの値段
4747ツアーバス  4848ツアーバス
ツアーは日本語ガイドが付かないでいいのならクチとその先のカオダイ教寺院を廻ってバス代は10ドル以下です。クチトンネルの入場料は70000ドンと昼食40000ドン位、合計でも11ドルぐらいで行けます。









上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。