べトナム ホーチミン 情報 日常生活
ホーチミン市を中心にベトナムの歴史や町の様子をお送りします。
カテゴリ

FC2カウンター

リンク

このブログをリンクに追加する

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

フレンチコロニアル•ファイナンシャル•コーポレーション
フレンチコロニアル•ファイナンシャル•コーポレーション

仏語  Société Financière Française et Coloniale
英語  French and Colonial Finance Corporation
     (SFFC)

現在  Mekong Housing Bank (MHB)

11 (400x291)

ハムギ通り(Hàm Nghi)通りとホートゥンマオ(Hồ Tùng
Mậu)通りの交差点(32 Hàm Nghi)にあるフレンチコ
ロニアル•ファイナンシャル•コーポレーション(SFFC)本店
は当初はハムギ通り93番地にありましたが、1925年に
現在のハムギ通り32番地に新社屋の建築を始め192
6年4月18日に竣工しました。

12

13 (400x281)

3000万フランの資本金を持つSFFC持株会社は192
0年にフランス人実業家で外交官であった億万長者の
Octave Hombergによって設立され、1929年の世界恐
慌前にはインドシナに30社の関連会社を経営していて、
主に農業や林業の拡大、鉱業、公益事業と与信分野
で利益を上げていました。

主な関連会社には、
1. Société des Caoutchoucs de l'Indochine
2. Société française des Distilleries
3. Société des Anthracites du Tonkin
4. Société des Eaux et Electricité de l'Indochine
5. Société des Sucreries et Raffineries de l'Indochine
6. Energie Electrique Indochinoise.
等があります。

Octave Hombergのインドシナにおける権益は絶大なも
ので、フランスの新聞は「フランス植民地はHombergの
植民地?」と揶揄したほどでした。

SFFCは銀行業務を開始することを認められ、業務が急
速に拡大します。さらに農業の生産向上や品質管理の
ために本店に研究室を設置して関連会社の業務指導
を行います。

しかし1929年の世界恐慌でSFFCも大打撃を受け、
1930年代には業務を縮小し銀行業務を停止します。

1939年、SFFC 本店ビルはナムキコイギア通りにあっ
たBanque Franco-Chinoise pour le commerce et
l'industrie (法国和中国工商银行, BFC)に売却さ
れました。

BFCはサイゴンでの業務を再編成し、業務拡大のため
古い建物のドーム型の屋根を取り外し、模様替えをしま
す。

14 (400x393)
1945年のBFC

“BFC”ロゴや正面玄関の華やかな鉄製のドアーはこの
時からのものです。

15 (400x254)
BFCロゴ

16 (400x290)
内部の廊下

その後1949年にSFFCはSociété Financière pour la
France et les pays d'Outre-mer (SOFFO)と名称を
変更し、フランスのベトナムからの撤退(1956年)まで海
外フランスの金融業務やオフィスの賃貸業務を行ってい
ました。

サイゴン陥落後、BFCは接収され、農業農村開発省を
始めとする多くの政府機関が入居しています。

1997年からこのビルはMekong Housing Bank
(MHB)の本店として機能しています。

17
現在

現在このビルの隣にはサイゴンで最高階のファイナンシャ
ルビルが完成しており、将来はこのビルの敷地に40階
立てのビルが建設されると噂されています。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://vietkon.blog73.fc2.com/tb.php/481-6aefe176
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。